ベルばら雑感ネタばれ満載

個人的な備忘録のつもりですが、長いです。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

オスカルが神だったエピソード

第2話 「舞え!オーストリアの蝶」 この回のオスカルは、神というか、完全無欠の孤高のヒーローだった。アントワネットの花嫁行列が国境に到着し、いざ花嫁引き渡しという時に、召使い姿に変装して洞窟に逃げ込むアントワネットの正体を見破り、刺客に囲まれ…

劇場版への期待

「ベルサイユのばら」劇場版が、2025.01.31公開と発表された。今年7月はじめには、特報第二弾のプロモーション画像とキービジュアル数点が公開され、制作会社、スタッフと、オスカル、アントワネット、アンドレ、フェルゼン役の声優が既に発表されている。そ…

妄想のアナザーワールド

原作を初めて読んだ当時、私は、「なぜ、オスカルは、アントワネットに忠誠を尽くすという誓いを破ったんだろうか」と、しばらく考え込んだものだ。まぁ、アントワネットが悪いと言ってしまえばそこまでだが、それでも、アントワネットに最後まで忠誠を尽く…

視聴後の雑感

2年という決して長くない連載期間の原作を、40話走らせたアニメ版。序盤から、気合いの入ったオリジナルエピソードがてんこ盛りだった。ところが、相思相愛を確認しあってからのオスカル、アンドレ2人の時間など、大胆に割愛されたエピソードもある。当初は…

TVアニメ第40話

いよいよ最終回第40話。「さよなら、我が愛しのオスカル」 全身を地面に預ける直前、オスカルの視界は空を飛ぶ一羽の鳥を捉えていた。「アンドレ・・」撃たれる直前に見ていたのと同じような鳥。アンドレが乗り移っていたのだろうか。ベルナール、ロザリーが…

TVアニメ第39話

別れ、慟哭、そして・・第39話。「あの微笑はもう還らない!」 元衛兵隊は、討伐軍に左右から囲まれて、弾丸の嵐の中、強行突破を敢行する。手負いのアンドレはアランが抱えて騎乗している。 オスカルの強行突破の動機は、「当たらなければどうという事はな…

TVアニメ第38話

賽は投げられた第38話。「運命の扉の前で」 「1789年7月13日の朝がまもなく明ける。この日はオスカルの心を支えた男、アンドレ・グランディエのあまりにも長くあまりにも短い最後の1日であった。」ナレーションが、堂々とネタバレする。 空にはたぶん明けの…

TVアニメ第37話

流血のプロローグ第37話。「熱き誓いの夜に」 「1789年7月12日朝、昨日、大蔵大臣ジャック・ネッケル氏が罷免された。そして、愛国者虐殺のデマが飛び、民衆が武装を開始した。パリには、もう昼と夜の区別がない。人々が棒を持ち、ナイフをかざし、路地裏を…